Miss
自分の足音だけが響く 向かい風がただ強い 一人きりで歩く 一人きりで歩く 私は今から 私は闇に 消えてしまおう まぎれてしまおう 悪意が無い刃は 正しいモノ同志が 何故だか強くて 傷ばかり増やして 涙を流す暇も 痛さを感じる力も 失われてしまうけど 残ってはいないけど 誰にも気づかれてはいけない 誰にも見つかってはいけない 私が消える事を 私が消える事を 消えた事が君の 消えた後で誰にも 心にとどまってしまわぬよう 少しも覚えていないよう 誰にも気づかれず 誰もが忘れて 光が当たらぬよう いなくなろう “寂しい”と思ってはいけない 私が消えた事を 消えた時からどこにも 何も残っていないよう
Mr.Rumor物語
町へ出てきたMr.Rumor それを聞いたMr.Rumor 一攫千金狙ってやって来た 一攫千金狙って山の方 辺りをキョロキョロ見まわすうちに 目指してテクテク歩くうちに 一つの噂耳にした 一つの噂耳にした 「ここから南へ進んだ森の奥 「ここから北へ進んだお屋敷は 昔愛しあった若者二人 昔ここらを治めた領主 周りに反対されるやいなや 税を取りたて好き勝手 二人手を取って逃げ出した 民の怒りが爆発し 二人は森の奥の奥 革命起こり領主様は 入ったきり消えてった 民の前で首はねられた それからその森に入ったら それからその屋敷には 必ずその二人の幽霊に 隠し財産の一部が 出会うと言われ恐れられた 残ると言われ囁かれた 誰でもいいからその幽霊 誰でもいいからその財産 退治した者ご褒美に 自分のものにする奴は 金三百が貰える。」と 何処か誰かがいないのか。」と それを聞いたMr.Rumor それを聞いたMr.Rumor 一攫千金狙って森の方 一攫千金狙って屋敷へと 目指してテクテク歩くうちに 目指してテクテク歩くうちに 一つの噂耳にした 一つの噂耳にした 「ここから東へ進んだ山の上 「ここから西へ進んだ何処かには 昔宝求めた旅人一人 幸せになれるという理想郷 財宝探しに旅立った 招いていると話された 誰よりも先に手に入れるため 誰もがそこを目指したが 旅人山に向かって進み 結局誰もが迷ってしまう 登ったきり消えてった 一人も辿り着けなかった それからその山のどこかには それでも世界の何処かには 必ず巨万の財宝が 必ず夢の理想郷が 残っていると伝わった 待っていると信じられた 誰でもいいからその財宝 何処かは知らぬが理想郷 見つけだして手に入れる 辿り着いて幸せに 冒険家はいないのか。」と なるような奴はいないのか。」と それを聞いたMr.Rumor 理想郷目指し歩くうちに いつのまにやら生まれ故郷 自分の家に戻ってた しばし悩んだMr.Rumor 「ここが俺の理想郷。」 そう思って家に帰ったよ これで本当にめでたしめでたし
三つ葉のクローバー
1.独りで歩こうなんて 3.なぜだか泣けなかった 緊張してた日々 緊張してた日々 雨が降る傘の無い日 星の出るざわめく夜 独り濡れて歩いて 月の光浴びてた 誰もいない部屋 欠けてる三日月 爽やかな風を 安らかな人を 探して歩いた川の側で 探して歩いた夜の道で 自然な笑みで 自然な視線 見れていた家族連れ 見れていた恋人たち あの時私は あの時私は 泣いたかもしれない 泣いたかもしれない 幸せは四つ葉のクローバー 幸せは四つ葉のクローバー 三つ葉でもいていたい 三つ葉でもいていたい 爽やかな場所 安らかな場所 2.朝から疲れはててた 4.それから笑いかけれた 緊張してた日々 充実してる日々 虹が出る素敵な午後 夢を叶えれた心 独り立って眺めて 涙流して甘えて なぜか寂しくて なぜか嬉しくて 暖かな場所を 素晴らしい場所で 探し歩いた花畑で 探した大切な友達を 自然な顔で 素直な心 見れていた子供たち 見ていれる私たち あの時私は あれから私は 泣いたかもしれない 泣けたかもしれない 幸せは四つ葉のクローバー 幸せは四つ葉のクローバー 三つ葉でもいていたい 三つ葉でもいていたい 暖かな場所 素晴らしい場所 幸せは四つ葉のクローバー 三つ葉でもいていたい 大切な仲間
昔聞いた御伽話
ねえ……私の話を聞いてみない? ゆっくりと……そう…… ハーブティーでも飲みながら…… ある雨の夜泣いてる女が独り ある雨の夜悲しむ女が独り 暗い森の中をゆっくりと 深き森の中をゆっくりと 何処に行くのでもなく 誰と逢うのでもなく ただ歩いていた ただ走っていた 銀の月が雨で輝き 銀の月が雨で輝き 時を告げる針は 秋を告げる針は 古を懐かしむ アルバムを探しだす アリスのうさぎと 子リスの姿と カボチャの馬車は カナリアの唄は すでに遠くへ消えていった すでに眠りについている 見覚えの無い蒼い月の下 思い出に無い白い月の下 夢の中の少女は 森の中の少女は 子供の泣き声に 子供の泣き声に ひどく怯えている ひどく震えている 何があったのか 何があったのか 黒い手品師は 黒い魔女達 伝えようとはしない 教えようとはしない 雨は降り注ぐ 雨は降り続く あら……いつのまに目が覚めたのかしら? 帰るの……そう…… またいつか話聞きに来て……
森
森の中では気をつけな 森の中では気を付けな 思いもよらない目に遭うよ 信じられない目に遭うよ 君が信じているはずの 君が今まで傍に居た あの人の裏切り目にするかもね あの人の全て消し去っちゃうかも 森に来る気も失くすだろ? 森に行く気も失くすだろ? 森の中では気を付けな 森の中では気を付けな 見たことの無い目に遭うよ 忘れ去りたい目に遭うよ 君が見ている目の前の物 うっかり入った森の中で 単なる幻想かもしれないから いつまでたっても抜け出せないから 森に入る気も失くすだろ? 森から出る気も失くすだろ?
MOROHA
喉にナイフを突きつけ 瞳に炎を感じて 「COOL?」と一言 「WHY?」と一言 二十四時間私の 他人を殺す位 生き方はそうだった 憎む事があった 「自分に酔ってる」と 「他に出来る事は?」と 避けられ続けた 悟され続けた 同情は買わない 同情は買わない 不幸を売り物にしない 不幸を売り物にしない 両刃のナイフを 両刃のナイフを 支えにする 支えにする でも……寂しい でも……寂しい 愛する事が 出来たとしても でも……寂しい あれはフリだったの 両刃のナイフ?